よくあるご質問

外来全般内科小児科予防接種肝臓疾患糖尿病メタボリック・シンドローム人工透析

外来全般

  • 朝は何時から診察券が出ていますか?
  • 8時45分から受付を開始しております。
  • 診察の予約はとれますか?
  • 申し訳ありませんが、今のところ予約診療はしておりません。
  • 駐車場はありますか?
  • はい、当院には約30台駐車可能な共用駐車場を設けております。
  • 急患や病状悪化の時など、往診はしてもらえますか?
  • 現状では対応しておりません。どうしても必要という場合は事前にご相談ください。
  • いつも同じ医師に診てもらいたいのですが...。
  • 担当医予定表を外来待合に表示しておりますが、変更等もありますので、お電話にてお問い合わせください。
  • お薬は院内でもらえるのですか?
  • 当院は、院外処方を行っております。

内科

  • 麻疹や風疹の抗体検査はできますか?
  • 当院では、血液検査を行っております。検査後、2~6日で結果が出ます。
  • ピロリ菌の検査はできますか?
  • 当院では、便検査を行っております。検査後、2~6日で結果が出ます。

小児科

  • 乳幼児は、診てもらえますか?
  • 6カ月以上のお子様は、診察させて頂きます。
  • 子供が辛そうにして泣き止みません。病気かどうかも分からず不安なのですが、小児科にかかってもいいのでしょうか?
  • そのような場合でも、お気軽にご相談ください。
  • 子供が粉薬が苦手なんですが、何か良い方法はありませんか?
  • 少量の水に溶かして、ペースト状にしてはいかがでしょうか。それでも難しい場合は、ご相談ください。

予防接種

  • 予防接種は予約が必要ですか?
  • 基本的に予約は不要ですが、ワクチンの有無を電話でご確認頂いた方が確実です。
  • 予防接種を受けられる曜日は決まっていますか?
  • 通常の診療と同じ曜日・時間内でお受けしております。本ページ内の「診療時間」をご覧ください。
  • 麻疹・風疹混合ワクチンについて、過去にどちらかにかかったり、どちらか一方のみの予防接種を受けている場合はどうしたら良いですか?
  • 疹・風疹の単独ワクチンもありますが、ご相談ください。

肝臓疾患

  • 腎臓が悪くなる(機能が低下する)と、どのようなことがおきますか?
  • 頭痛・脱力感・貧血・食欲減退・吐き気・けいれん・呼吸困難・むくみ等の症状が出ることがあります。その場合は早めに医師の診察を受けてください。また、腎臓病が進行する時に、特別な自覚症状は出ません。尿検査や血液検査の結果を確認して、きちんとフォローしてください。
  • 慢性腎不全とはどのような病気でしょうか?簡単に治るものでしょうか?
  • 腎臓の機能が低下している状態のことです。悪化すると、透析療法や腎臓の移植手術が必要となることもあり、早期の対策が大切です。
  • 健康診断で「尿にタンパクが混ざっている」と言われました。このままにしておいても大丈夫でしょうか?
  • タンパク尿の程度が今後の腎機能悪化の指標の1つとも言われています。(2+)以上のタンパク尿が2回以上続いたら、腎臓の機能が低下していないか必ず調べてください。
  • 健康診断で「尿酸値の数字が高い」といわれました。今後はどのような生活を心掛ければいいのでしょうか?
  • 尿酸血症を放っておくと、体内の尿酸が関節などで結晶化し、痛風やさまざまな病気の原因になることがあります。時には、腎臓に結晶化して尿路結石や腎障害を引き起こします。「総カロリーを制限する」「標準体重にコントロールする」「お酒は控えめに」「乳製品を多く摂る」などがポイントです。
  • 最近、尿に血が混じる時があります。どのような病気が考えられるでしょうか?
  • 尿の排泄経路である腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこで出血しても、血尿となります。その疾患は多岐にわたり、すぐに治療を必要とするものから、経過観察でよいものまで様々です。出来る限り早く受診するようにしてください。決して自己判断してはいけません。
  • 「いずれは人工透析をしなければなりません」と言われました。食事療法などで透析を遠ざける方法はありますか?
  • 気をつけるのは、塩分とタンパク質の量です。タンパク質から出る老廃物を処理できるのは腎臓だけなので、余分な摂取は腎臓を無理に働かせてしまいます。また、塩分の取りすぎで高血圧になると腎臓に負担をかけます。早い時期から生活習慣や食事の管理、生活習慣病の治療を行うことが大切です。

糖尿病

  • 糖尿病にならないためには、どうしたらよいのでしょうか。
  • 生活習慣の見直しです。特に肥満は糖尿病の最大の原因であり、インスリンが効きにくくなります。比較的軽度の体重減少でも、糖尿病の予防に役立つことが分かっています。肥満の予防・改善には、適正なカロリーでバランスのよい食事をとり、適度な運動を習慣づけることが大切です。また、初期状態では自覚症状がありませんので、早期発見のために健康診断を定期的に受けましょう。
  • 父が糖尿病で、「遺伝も関係する」と聞くので心配です。
  • 糖尿病には遺伝が関係していますが、「糖尿病になりやすい体質」が遺伝するということで、糖尿病そのものが遺伝するわけではありません。糖尿病の要因となる肥満、運動不足といった生活習慣などが、体質と合わさって糖尿病を引き起こすことになります。なお、1型糖尿病より2型糖尿病の方が遺伝の影響は大きく、2型糖尿病患者さんの親や兄弟に糖尿病の人がいる確率は約50%、両親がともに糖尿病である場合は、その子供の約50%以上が糖尿病になるといわれています。
  • 体重の増加や、のどの渇きが気になります。病院で検査を受けるべきでしょうか。
  • 過食や運動不足から起きる肥満は、糖尿病の直接の原因ではありませんが、発症の最大の要因です。また、高血糖が持続すると、口渇、多飲、多尿、夜間頻尿、体重減少、易疲労感などの症状が出現します。しかし、糖尿病と診断されるきっかけとして症状がある人は1/3程度であり、半数以上は症状がないまま人間ドックや検診で発見されます。したがって、気になる場合は検査を受けられた方がいいでしょう。
  • ACE阻害薬とは何でしょうか?
  • ACE阻害薬は、アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害する薬です。腎臓で産生されたレニンは、肝臓で出来たアンジオテンシノーゲンに作用して、アンジオテンシンIを産生します。これがアンジオテンシン変換酵素により、非常に強力に血圧を上昇させるアンジオテンシンIIに変換されます。ACE阻害薬は、この変換を阻害することによって血圧を下げます。
  • チアゾリジン誘導体(インシュリン抵抗性の薬)について教えてください。
  • チアゾリジン誘導体は、脂肪細胞に存在するPPARγという受容体に作用して、肥大した脂肪細胞を小型の脂肪細胞に分化させてインスリン抵抗性を改善します。その結果、肝臓からのブドウ糖の放出が抑制され、筋肉へのブドウ糖の取り込みを促進、血糖値を下げます。
  • インスリンを一度打ったら、一生続けるんですか?
  • インスリンは、血糖を下げる唯一のホルモンです。インスリン治療は一番確実に血糖を下げ、高血糖の悪影響を減らし、膵臓を休息させることができます。膵臓を休息させることで、インスリン療法を中止したり、飲み薬に変更することは可能です。
  • インスリンには副作用はありますか?
  • インスリンは血糖を下げる効果がありますので、副作用として低血糖があげられます。低血糖の症状には、ひどい空腹感や脱力感、冷や汗、動悸、手のふるえ、めまい、ふらつき、イライラする、頭痛、目がかすむ、などがあります。低血糖症状を自覚したら、すぐにブドウ糖を補充することで治ります。

メタボリック・シンドローム

  • メタボリックシンドロームになると、どうなるの?
  • 血液中で、血糖を下げるインスリンの効き目を妨げる物質が増加する他、血圧を上げる作用、血液を固まりやすくする作用のある物質が増加し、動脈硬化の進行を早めます。その結果、脳梗塞や心筋梗塞・糖尿病などを引き起こしやすくなります。
  • 更年期障害とメタボが関係しているのはなぜ?
  • 更年期障害とは、加齢に伴いホルモンのバランスが減少することによって起こる症状です。女性では閉経後、エストロゲンの減少によりコレステロールや中性脂肪の調整がうまくいかなくなり、男性ではテストステロンの減少により、筋力が低下しやすく、脂肪が蓄積しやすくなります。そのため、内臓脂肪肥満、すなわちメタボリックシンドロームになりやすくなります。
  • どんな生活を送っているとメタボになりやすい?
  • 過食と運動不足を、毎日何気なく繰り返していることがメタボリックシンドロームの最大の原因です。たとえ過食であっても、身体をよく動かしていれば内臓脂肪はたまりにくいのです。毎日の生活習慣が大きく関係しています。
  • メタボの予防対策にどんなものがあるの?
    1. バランスの良い食生活
      食事は高脂肪食・甘いもの・高カロリー食を避け、1日3食きちんと取りましょう。肉や揚げ物より魚を中心に、野菜・豆類・海藻類を多めに取ります。また、料理は塩分控えめで、薄味を心がけることによりメタボリックシンドローム対策になります。
    2. 適度な運動
      軽い運動を毎日続けて行なうことにより、体脂肪を燃焼させ、メタボリックシンドロームを予防改善できます。特にウォーキング・水泳・自転車・エアロビクスなどの有酸素運動が効果的です。毎日20~30分の、これらの運動により、脂肪の燃焼が起こるとされています。
    3. クエン酸を摂る
      クエン酸は柑橘系の果物や酢に多く含まれる有機酸の1種です。身体を弱アルカリ性化し、コレステロールや体脂肪の分解促進、疲労回復や血流改善、肥満防止などに有効です。日常的に、酢や柑橘系の果物などを多く摂ることによりメタボリックシンドローム対策になります。
  • なぜウエスト(腹囲)がメタボリックシンドロームの診断基準に含まれているのですか。
  • 内臓脂肪が過剰に溜まると、脂肪から分泌される生理活性物質が異常をきたし、血糖値や血清脂質、血圧が高くなりやすくなります。その結果、糖尿病・脂質代謝異常・高血圧が起きてきます。そのため、ウエストサイズを目安に、内臓脂肪が過剰に溜まっているかどうかを推定することが重要になります。

人工透析

  • 透析治療は、毎日受けなければならないですか?
  • 腎臓の機能が悪化し10%以下になると、腎臓の働きを代替する治療が必要です。透析治療では、血液を人工腎臓に循環させて、身体にたまった不要な老廃物や水分を除去し、電解質などのバランスを調節します。血液透析の場合は週2~3回通院し、1回あたり3~4時間の治療が必要となります。
  • 血液透析時の、日常生活の留意点はどんなことですか?
  • 日常生活で最も大切なことは食事管理です。調理方法を工夫し、塩分・水分管理を行いながら、栄養バランスを考えて食事をしましょう。特に、安定した生活を送り体調を良好に保つためには、水分管理はとても重要です。尿量が減少し、水分が身体にたまることで、心臓への負担が徐々に大きくなり、心不全などの合併所を引き起こす可能性があります。また、運動や休息・睡眠をしっかり取ることも大切です。
  • 定期検査について教えてください。
  • 定期検査として、血液検査、胸部エックス線、心電図、腹部エコー、心エコーなどを行っています。また必要に応じて、胃カメラ、骨密度検査、動脈硬化の診断の1つとして脈派図検査を施行しています。
  • 治療費はどのくらいかかりますか?保険はききますか?
  • 透析治療には、健康保険を適用できます。また「特定疾病療養受療証」の申請をして頂くと、医療費の自己負担額の上限が10,000円となる制度があります。(ただし高額所得者、1ヶ月以内に入院と外来がある方はこの限りではありません)必要な手続きは当院でサポートいたしますので、お気軽にお申し付けください。
  • 治療は自宅で受けられますか?
    1. 腹膜透析
      お腹に設置した管から透析液を注入し、お腹にある腹膜を透析膜として利用して、身体にたまった不要な老廃物や水分を除去し、電解質などのバランスを調節します。透析液の交換は自分で行い、生活リズムに合わせられる自由度の高い治療法です。毎日、透析液のバッグ交換が必要(1日3~4回、1回30分程度)で、月に1回程度の通院が必要です。
    2. 在宅血液透析
      機械を設置することで、自宅での血液透析が可能となります。
  • 「透析食」って、難しくてよく分かりません...。
  • 当院では、栄養士の指導をマンツーマンで受けられます(予約制、無料)。何度でも結構ですので、しっかりとコツをつかめるまで受けて頂けます。
  • 治療は一生続けなければならないのですか?
  • 一度失われた腎臓の機能を完全に回復させることは困難です。腎臓移植を行わない限り、食事療法や薬物療法と合わせて、失われた腎臓の機能を透析治療で代替する必要があります。
  • 透析日にどうしても外せない予定が入ってしまったら、どうしたら良いの?
  • 可能な限り、日程・時間の変更をさせて頂きますので、お早めにご相談ください。
  • 仕事をしながらでも通院は可能ですか?
  • 月・水・金曜日は、お仕事をされている方のために、夜間の血液透析を行っております。詳しくはお問い合わせください。
  • 遠方へ旅行(連泊)に行きたい時は?
  • 宿泊地など、ご都合の良い場所で臨時透析を行える施設を探し、手配いたします。ご相談ください。
  • 「在宅血液透析」って何ですか?
  • 簡単に言いますと、患者様がご自宅で、ご自身で血液透析を行う方法です。一定期間の教育が必要ですが、社会復帰などメリットの多い方法です。教育から導入、その後の管理までトータルでサポートいたします。詳しくはお問い合わせください。